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コラム「成功就活2010」第6回
2009年1月1日
人間力経営総合研究所 所長 二瓶正之

就職活動は情報収集活動

今回は「情報収集」について 取り上げたいと思います。就職活動は視点を変えてみると「情報活動」とも言えるくらい 情報収集がなにより大切です。人はわからないことについては判断できないわけで、何を 選択するにも判断材料となる情報が必要です。自己分析を行う場合にも、その前提として、 あなた自身の情報を集めなければなりません。情報源はあなた自身の内面、つまりあなたの 経験や記憶にもあるでしょうが、それだけでは不十分です。あなたを一番よく知るご両親や ご兄弟などのご家族も重要な情報源です。一方、業界研究や企業研究を行う場合にも、 まずは情報収集が必要です。きっと最初は、インターネットを通じて調べ始めることでしょう。 その企業のホームページも参考にするでしょう。でもそれだけでは全く不十分です。新聞や雑誌、 さらには就活本も読むでしょう。でも、まだ足りません。その業界で働く先輩を訪ねて話を聞くべきです。

何を申し上げたいのかと言えば、 「人」を介しての情報収集がとても大切だということです。情報収集について、 その情報源に優先順位をつけるなら、①「紙」、②「人」、③「あなた自身」、 ④「WEB」の順です。まずは、何をさておいても新聞やビジネス雑誌などの紙媒体の 情報が一番に優先されます。客観性と信頼性という点で何よりも優れているからです。 そして、実は、二番目に重要な情報源が、「人」を通じての情報なのです。例えば、 就活セミナーでの講師の話から得た情報やOB訪問での先輩から得た情報、さらには 就活中の友人から得た情報など、人を介して得る情報は、鮮度やリアルさという点で 他の情報源よりも圧倒的に優れています。

そして、ここで 付け加えたいことが、ご両親の存在です。社会人の大先輩であり、かつあなたを 一番よく知る最も身近な存在がご両親です。この貴重な人的情報源を活用しない 手はありません。普段はあらたまってひとつの話題に集中して話し合うなどという ことはないと思いますが、こと就活に関しては、恐らく何の抵抗もなく話ができる はずです。是非、この機会に、たくさんのアドバイスを含めた情報収集をご両親相手に 実行することをお勧めします。結果として、貴重な情報を得るだけでなく、ご両親に対し、 そして、親子の関係に対しても良い意味での新しい気づきや発見があるはずです。

今回のコラムについて、ご意見・ご感想をお寄せください。ではまた。

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著者プロフィール
人間力経営総合研究所 所長 二瓶正之
二瓶正之(にへい まさゆき)
1953年生まれ。新潟県出身。明治大学大学院経営学研究科博士課程修了後、短大講師を経て、日本能率協会でエネルギー 関連企業の組織診断調査とコンサルティングに携わった後、研修プログラム開発と雑誌『人材教育』創刊に関わる。その後、 ㈱日経リサーチに転じ、組織診断調査およびコンサルティングに従事。1997年に大手アミューズメント企業にスカウトされ、 能力開発担当マネジャー・営業部長代行・採用担当マネジャー・関連会社教育事業部長を歴任した後、 2007年㈱新東通信のシンクタンク部門として人間力経営総合研究所が設立されると共に、所長に就任。 著書に『経営戦略の実現と戦略マインドの醸成』(日本能率協会)、『経営行動科学辞典』(創成社)、『賢者180名命の言葉』(徳間書店)がある。
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