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「就活の【虎の尾】 決して踏まないように!」第25回
2010年09月06日
神谷敏康

虎の尾 その25「育児休業は認められますか」

私は就職しても長く勤めたいので、将来は子供が生まれた時を考えて、育児休業が認められるかどうかを面接の時に直接聞くようにしている。

女子学生にとって将来的な出産や育児はとても気になるところだ。当然、そのための制度や仕組みが整っている企業に就職したいと思うのも当然だと思う。一般的に育児介護休業法(正式名称:育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律)では、育児休業は原則的に「子が1歳に達するまでの間に取得することができる」となっている。つまり、どんな企業であっても要件にあてはまれば育児休業は認められることになっていて、あらためて質問するようなことではないわけだ。とはいえ、実際に法律はあっても守られていなかったり、不利益を被ることはないだろうかと心配にはなるよね。だからといって正面から「育児休業は認められますか」と聞くのは「法律をちゃんと守ってますか」と聞いているようなもの。採用担当者の心証はあまりいいとは言えないし、逆に社会制度についての知識や理解が足りないと思われてしまう。なのでもし育児休業についての質問をしたいのであれば、「女性社員の中で出産後も働いている人はどれくらいいらっしゃいますか」と聞いたうえで、「私は御社にぜひ長く勤めたいと思っているのでお聞きしました」と言葉を添えるのがいいだろう。憶えておこう!

著者プロフィール
神谷敏康
神谷敏康 人材コンサルタント/産業カウンセラー
株式会社ディアロゴス 産業カウンセラー/人材コンサルタント 神谷敏康氏
就活生一人ひとりと向き合い、その最適解をともに導く、臨床心理の手法をベースにした就活カウンセリングが専門。大学の就職課でのキャリアカウンセラー業務など、就職指導の現場における経験に加え、就職情報サイト主催の合同企業説明会での「就活実践講座」や、厚生労働省、東京しごと財団など公的機関での就職指導にも実績がある。現在は、大学、新卒学生向けのキャリアサポートだけでなく、産業カウンセラーおよび交流分析士の有資格者として、企業の人材戦略の支援業務や教育研修、メンタルヘルス対策など、幅広い人材コンサルティング事業を手掛けている。

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