トップページ > コラム「成功転職」第1回
積極的な転職理由
今回からこの「合説どっとこむ2010転職版」にも コラムを書かせていただくことになりました。実は筆者自身も大学講師→コンサルティング会社→ リサーチ会社→中堅アミューズメント会社→最大手アミューズメント会社→独立というふうに、 4回の転職経験を持っています。さらに、企業の採用責任者として、数々の中途採用の面接に立ち 会ってきました。そのような経験から、転職を希望する方々に多少なりとも参考になる情報提供が できればと思っております。
第一回目の今回は、「転職理由」に ついて取り上げてみたいと思います。あなたは、なぜ、転職を考え出したのですか。 現在の仕事が向いていないからなのか。上司が無能でついていけないからなのか。いつまで 待っても出世が期待できないからなのか。会社に将来性がないからなのか。給料が思ったほど 上がらないからなのか。リストラの対象にされそうだからなのか。もっと新しいことに チャレンジしたいからなのか。もともと、キャリアアップの計画通りのことなのか。
主だったものだけでも、あげて みるとかなりの数になります。100人の転職希望者には100通りの転職理由があるといえるでしょう。 しかし、その多様な転職理由も将来を見据えた「積極的な理由」なのか現状に対する不満からの 「消極的な理由」なのかで分類すれば、結局2種類になります。新しいことにチャレンジしたい という転職理由も、時には会社に対する不満から始まっていることもあります。あなたの本当 の転職理由が何かを明確にし、それは積極的なものなのか、消極的なものなのかを、しっかり と見極めておくことが大切です。あなたの転職理由が本当に積極的なものならば、何も迷うこ となく、転職の準備を始めるべきでしょう。しかし、会社や仕事や上司に対する不満から、転職を 考え出していたとするなら、もう一度冷静に考えてみる必要があります。
転職に対する社会の考え方は以前と 比べればかなり肯定的な見方が一般的になってきており、その市場もかなりの広がりを見せています。 しかし、実際に転職後に希望の条件や希望の職場環境を手に入れる確率はまだまだ高くはありません。 やはり、転職は相当の熟考を経て出た結論であるべきです。あなたの転職理由がどちらかと言えば 、消極的なものであるならば、もう一度冷静に考える時間を持つべきです。例えば、今の会社につ いてあなたが良いと思う点と不満な点をできるだけたくさん挙げてきてみて、その結果を材料にし て熟考してみることも良いでしょう。案外、「灯台下暗し」で、普段あたりまえと思っているこ とが、実はその会社の大いなる魅力であったりします。不満の感情が冷静な判断を狂わせ ていることもあります。
あなたは、どういう 理由から転職を考え始めたのですか。もう一度、冷静に考えてみましょう。 このコラムについてご意見・ご感想をお寄せください。ではまた。
