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コラム「成功転職2010」第4回
2008年12月11日
人間力経営総合研究所 所長 二瓶正之

転職面接2つのポイント

今回は、面接に ついて取り上げたいと思います。転職の時の面接のポイントは大きくは二つです。 まず、一つ目は、「会社のメンバーと一緒に仲良く仕事をやっていける人物かどうか」 ということです。言い換えれば、その企業の社風や企業文化に適応できるのか、 以前勤めていた企業体質を引きずっていないか、ということです。つまり、 その会社の一員として、チームワークを保ってやっていける人物なのか、 さらに言えば、あなたが入社することで会社や職場の雰囲気が今以上に 良くなるくらいのプラスの影響力を持っている人かどうか、ということです。

二つ目は、「これまでの 経験・知識・スキルを活かして、会社の成長・発展に貢献してくれる人物かどうか」 ということです。新卒なら、育てがいのある人物かどうか、がポイントになりますが、 中途入社組は、何をしてくれるのか、何ができるのか、を求められます。何をして きたかという過去の実績だけでなく、それを踏まえて、これから何ができるのか、 会社に入って何をしたいのか、が問われます。従って、その会社については、 事前に相当な情報を集め、より多角的にかつ深く掘り下げて語れる準備が必要です。

少なくとも、以上の 二点については、どのような業種・規模であっても、必ず押さえておく必要があります。 この二つに加えて、さらに基本的なポイントとして、もう一つあげれば、 「ウソをつかない」ということです。必ず、転職者が聞かれる質問に、 「退職理由」と「志望動機」があります。「志望動機」はともかく、 「退職理由」は一つ間違うと不採用につながるほど、決定的な質問項目と なります。なぜなら、退職理由は、概して消極的で後ろ向きの話になりがちで、 不平・不満の表明となったり、上司批判や会社批判になってしまうからです。 ですから、退職理由については、十分な熟慮と準備が必要です。少なくとも、 その場で、思いのまま語るようなことだけは、断じて避けるべきです。 ウソをついてはいけないといっても、感情むき出しで語るのも人間性を疑われます。

「転職理由」は必ず 積極的で前向きで未来志向な内容に練り上げておくことが大切です。 これは相当の準備作業と準備期間が必要です。あなた自身の中で納得感を もって語れるようにしておかなければならないからです。ここは、あなた 自身の意識改革が必要です。中途採用の「面接準備」は、自己の「意識改革」と 「同意語」であると心得ましょう。

今回のコラムについてご意見・ご感想をお寄せください。ではまた。

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著者プロフィール
人間力経営総合研究所 所長 二瓶正之
二瓶正之(にへい まさゆき)
1953年生まれ。新潟県出身。明治大学大学院経営学研究科博士課程修了後、短大講師を経て、日本能率協会でエネルギー 関連企業の組織診断調査とコンサルティングに携わった後、研修プログラム開発と雑誌『人材教育』創刊に関わる。その後、 ㈱日経リサーチに転じ、組織診断調査およびコンサルティングに従事。1997年に大手アミューズメント企業にスカウトされ、 能力開発担当マネジャー・営業部長代行・採用担当マネジャー・関連会社教育事業部長を歴任した後、 2007年㈱新東通信のシンクタンク部門として人間力経営総合研究所が設立されると共に、所長に就任。 著書に『経営戦略の実現と戦略マインドの醸成』(日本能率協会)、『経営行動科学辞典』(創成社)、『賢者180名命の言葉』(徳間書店)がある。
人間力経営総合研究所
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