はじめての採用活動

合説で貴社がプレゼンすべき内容とは?

高田 晃一2021年02月27日23時00分

合同企業説明会においては、就活生にとって全く知らなかった存在から「ちょっと受けてみようかな」と思わせれば、それでOKなのです」と、前述しました。

合同企業説明会において貴社は、就活生に対して、自社開催の会社説明会への参加の申し込みを増やすことに注力すればOKなのです。

そうしますと、貴社の担当者であるあなたは、合同企業説明会での約20分のプレゼンにて、すべきことが見えてきます。

貴社に就活生の気を惹かせる合同企業説明会でのプレゼンの内容のポイントを挙げます。

ここで多くの企業が失敗しているのは、会社概要を話すことです。

これは要りません。

なぜなら、WEBや会社案内のパンフに書かれているためです。

書かれていることをそのまま説明されることは、就活生にとっては苦痛でしかありません。

よって、基本的に合説でのプレゼンは、会社案内やWEBに書かれていないことを話すことが基本であり、鉄則です。

それで具体的に何を話せば良いのか?

就活生が貴社に入社した後、どのような未来が起きるのか、ということを話すのです。

就活生にとって貴社に抱く不安の最たることであり、最も知りたいことは、就活生自身が貴社に入社したら、どんな仕事をするのか?どんな人と働くのか?どのように出世できるのか?社会人としてどのような成長ができるのか?ということです。

ここのところを学生の言葉で徹底的にわかりやすく説明するのです。

十分な説明ができれば、就活生の頭の中で納得でき、「是非、この仕事をやってみたい」と思わせられ、貴社の会社説明会の申し込みにつながります。

多くの企業は、会社概要のような自社の過去を延々と見せて、失敗しています。

成功する合説のプレゼン内容とは、貴社の未来を学生に見せるのです。

そうしますと、就活生の皆様が貴社に気を惹かせることができますよ。