はじめての採用活動

会社説明会では自社商品を陳列しよう

高田 晃一2021年02月28日11時00分

特にBtoB向け商品を扱っている会社の話しです。

私自身、新卒で最初に入った会社がBtoB向け電機製品を作っている会社でした。

私の居た部署がタモリ倶楽部に採り上げられたことなど、今(2021年)では新卒の採用活動に困っている様子は全くありません。

しかし、私が社員だった当時(2005年頃)は、社員だった私に「高田君、どうすれば良いんだろうね」と訊きまくられていました。

この影響からでしょうか、私が採用コンサルを行う企業の多くは、BtoB企業です。

こういったBtoB企業は知名度が少なすぎるため、WEBからの応募が圧倒的に少ない現実があります。

よって、こういう場合は接近戦です。

学内合説や就活支援会社主催の合同企業説明会に参加して、ブースに座った就活生を確実に自社の志望者に変えなくてはなりません。

そのブースに座った就活生を確実に自社の志望者に変える方法は、たくさんありますが、最も手っ取り早い方法を今回は挙げます。

それは、自社の商品をブースに陳列することです。

できれば、同業者向け展示会に出展するかのごとく、自社の商品を陳列するのです。

陳列した商品を並べて「ウチの商品は○○といったところで使われているのだよ」と、わかりやすい解説を加えます。

そうすることによって、ブースに座っている就活生の方は「こんなに重要なものを作っている会社があるとは知らなかった!是非、採用試験を受けたい!」と変わります。

私がかつてコンサルを行った企業で例を挙げますと、某県の製紙メーカーがあります。

この紙は、役所で置かれている婚姻届や離婚届で使う紙なのです。

ですので、その婚姻届と離婚届を合同企業説明会のブースの壁に全面的に貼りました。

そうしますと「なんでブースに婚姻届なんだ!」とビックリされて、いつもの10倍以上の就活生がブースに集まりました。

こういった感じで、合説や会社説明会では、自社の商品を陳列しましょう。

そして、その商品を徹底的にわかりやすく解説しましょう。

これによって、応募者数が圧倒的に増えますよ。

 

 
 
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