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最近流行りの「学チカ」ってどうやって対応すればよいの?

2017年08月21日10時00分

面接が苦手という相談が多いので、面接で多くの人が聞かれるであろう「学生時代に力いれたこと・頑張ったこと」(以下、「学チカ」)についてお話できればと思います。


そもそも学チカは何を見られているのか。その答えからいうと「問題に当たったときにどう考え、どう頑張れるのか」を知りたいわけです。その上で「どのような経験をしたか」、「そこにはどのような問題があったか」、「その解決のために考えをしたか」という部分は必須事項です。そのために私は以下の8文化というのをおすすめします。

【学チカ8文化】
1,前提の整理、提示=結論
2,目的/目標の整理=何を目的に頑張ったか
3,問題の整理=目的・目標にたどり着くまでの障壁は何があったか
4,問題の原因/根源を整理=その原因は何か
5,解決方法、工夫した事の整理=解決のために何を考えたか
6,実行の整理=考えた事を、どのように実行していったのか
7,結果の整理=その結果どうなったか
8,経験/学習の整理=学んだことは何か

上記それぞれのカテゴリーにキーワードを当てはめる形です。
具体的に
例文を用意しました。それぞれ上記番号が対応しています。


(前提)野球部の一部員として頑張ったこと
1,前提の整理、提示=技術伝達
2,目的/目標の整理=チームでの目標、日本一達成
3,問題の整理=気持ちの差(勝ちたいvs楽しければいい)
4,問題の原因/根源を整理=意志統一の欠如
5,解決方法、工夫した事の整理=みんながレベルアップすれば、勝ちたいという意志が統一されるのでは?
6,実行の整理=練習方法変える
7,結果の整理=ベンチ外メンバーの応援がより一層凄みを増した。
8,経験/学習の整理=マネジメント


このように各々のキーワードで考えるとやりやすいです。これができたら後はこの順番通りに話すだけなので、話しやすくなります。
ただ、あくまで個人として見られるため、今回のようにチームで何かを成し遂げた人は個人ベースに落とし込んでください。

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