就活のプロに聞いてみよう!

みなさまから多く寄せられる質問にプロの就活コンサルタント、就活アドバイザーがお答えします!

自分の長所がわかりません

2017年09月11日10時00分

就活解禁されて面接が本格化してくると、上記のようなお悩みが多く寄せられます。答えるのはなかなか難しいですよね… 

自分の良さって具体的に判断できるものではないですし面接の場で堂々と答える恥ずかしさもあると思います。実際長所を判断するのは自分ではなく面接官ですしね。なので今回は長所の伝え方といった点でアドバイスできればと思います。聞かれた以上は何か答えないと良いところのアピールが何も出来ずに終わってしまいます。そして恥ずかしいからと言っていきなりエピソードを語りだすのは会話のキャッチボールが出来ないと思われてしまう原因にもなりかねません。「長所はなんですか?」と聞かれて「アルバイトでリーダーをしていました、その時の経験として~」と答えるのは少し変ですよね?

上記を踏まえてにはなりますが、大切なのは結論を先に伝えてしまうことです。今回の長所を尋ねられたときの結論とは、やはり端的に表す一言を使って自分の長所を答えることです。例えばリーダーシップや協調性といった一言ですね。「私の長所はリーダーシップを取れるところです」と置いてから、「そう考えるのはアルバイトでリーダーを努めた経験によるものです。」と続ければ会話的にもおかしくはならないですし、一言目で会話の導入として相手に興味を持ってもらい、続くエピソードの部分で聞き手に長所かどうか判断してもらうという構成で話すのが一番良いのではないでしょうか。一言で自分の長所を全て伝えるべきでないということですね。

今回は就活の面接対策ということですが、実際この結論から先に話すというのは社会に出てからすごく大切なことでみなさんも来年痛感することになると思います。この機会に結論を先に伝える大切さを理解し、マスターしてしまいましょう!

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