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医療事務員になるつもりなので、就職試験を受けます。学生と社会人の違いは何ですか?

2016年01月18日10時00分

ドリカフェプロジェクトの日高です。

学生さんと、社会人の違いをお客様であるか提供する側かで答えます。

学生さんとは、学校という教育や情報そして場を提供されるお客様です。

逆に志望される医療機関で社会人になるということは、医療機関にかかる人々やそのご家族、友人、職場関係の方々に病を治す為の様々なサービスを、医療事務職員の出来る範囲で提供することが社会人であると考えます。

今までだったら、当たり前に受けていたことを、当たり前に提供していくことが求められると考えます。

せっかくなので、学校にはどんな人が学校を維持していくのに必要か考えてみたり、また実際に様々な職員さんの動きを見てください。

その上で、働きたい場所でなにが出来るのか?を考えてみてください。

理想と現実のギャップはどこにでもありますが、自分の中で考え、失敗しながらも行動してみることにきっと、あなたが知りたい社会人という姿がぼんやり見えてくる気がいたします。

たった1人でもあなたの力で救える未来を祈念してます。学生ではなく医療機関で働く社会人として。

ドリカフェプロジェクト主宰 兼 大学・大学院進学コンサルタント、社会数理学者、セカステ総合研究所株式会社 代表取締役 日高 啓太郎
日高 啓太郎 ひだか けいたろう ドリカフェプロジェクト主宰 兼 大学・大学院進学コンサルタント、社会数理学者、セカステ総合研究所株式会社 代表取締役
1977年大阪府生まれ。日本大学大学院生産工学研究科修了。青山学院大学大学院社会情報学研究科博士後期課程単位取得退学。製造業・サービス業で営業及び調査等の管理職を経て、青山学院大学の大学ベンチャーにて部長職に。 2012年12月研究成果を基に、データ分析及び市場調査を専門とするシンクタンクセカステ総合研究所株式会社を設立。 また、就職活動に関する行動分析と組織設計・教育設計に関する助成研究として、平成24年度公益財団法人日本科学協会笹川科学研究助成 実践研究部門に採択。 過去7年間における社会人生活との合間で実践してきた就職活動等教育支援プロジェクトを「ドリカフェプロジェクト」に改称し、現在も北海道・秋田・関東・関西で会場を借り行う他、東京都台東区東上野でセカステ総合研究所株式会社にて、平日中心に早朝から深夜まで教鞭をとる。 この他に、高校生や大学低年次生からの大学院進学に向けた研究指導や社会人からの研究活動支援を実施しており、社会の現象に対して、サイエンスの視点から指導を行う。 【研究助成】 平成24年度 公益財団法人日本科学協会 笹川科学研究助成 実践研究部門 『就職活動における協調的学習環境デザインに関する研究』 【就職活動関連の主催活動実績】 平成24年 日本大学生産工学部数理情報工学科 ドリカフェ就職活動支援講座 平成24年-現在 ドリカフェプロジェクトin北海道  (後援 北海道新聞 Air-G(FM北海道) STV札幌テレビ放送他) 平成25年-現在 ドリカフェinあきた (後援 秋田経済新聞 秋田魁新報社 ABS秋田放送)

2016年01月18日10時00分

学生と社会人の違いを一言で表すのであれば、

学生:サービスを受ける側

社会人:サービスの提供者

と、定義できるのではないでしょうか。

世の中の全ての仕事は、

『誰かに必要とされている』

ということで成り立っています。


どんな仕事にもお客様がいますよね。

携帯販売、ゲーム制作、タレント、コンビニの店員、
公務員、料理人、運転手、農家、塾の先生などなど
全ての職業や仕事には、それを必要としている人が
います。

逆を言えば、世の中に必要とされなくなったとき、
その仕事や職業、会社は無くなってしまうのです。

この感覚は、非常に大切です。

仮に、事務職や管理職、主婦や主夫であっても
必ず“誰かにサービスを提供している”のです。

そして、その対価としてお給料だけでなく、
生きがいや満足感をいただいているのです。

つまり社会に出るということは、


誰かの役に立つこと

と言っても良いでしょう。

『○○が○○してくれない』

『○○に○○して欲しい』

こんなことばかり言っているようでは、
社会人とは言えません。

悲しいことに現代には年齢を重ねても
自分がサービスを提供することなく
サービスを受けることばかり考えている
人が一定数いることも事実です。

学生であるアナタは、今まで学校の先生や、
親御さん、地域の方や他の大人から沢山の
サービスを受け取ってきました。

来年には、自ら何らかのサービスを提供していかなければなりません。

就職とは、

『会社に何かして貰う』

ものでなくて、

『社会に対して何を提供するのか』

というものになります。

さて、以上の事を踏まえたうえで、
アナタが目指す『医療事務』が、
なぜ人気職になっているのかを少し考えてみて下さい。

きっとそこに、周りの就活生と差別化を計るヒントがあると思います。

来年、アナタが素敵な社会人になることを応援しています!

キャリアコンサルタント 湊 雄貴
湊 雄貴 ミナト ユウキ キャリアコンサルタント
1982年岡山県生まれ。高校在学中、映画「あかね色の空を見たよ」に主演出演したことをキッカケに役者を目指す。バイトを転々としながら、年に2回以上の舞台公演と自主制作映画への出演やテレビのナレーション、イベントMCなどをしながら超極貧生活を5年ほど送るが、生活苦の為役者の道を断念。人を感動させるには他の道もあるのではと感じ、派遣会社に営業として就職。ベンチャー企業で経営を学ぶ。 現在はオンライン動画や公共施設での学生就職支援や高校生向け就職ガイダンス、起業セミナーの講師を務める。一期一会の出会いであっても本気でぶつかっている。毎日がドラマティック。 【活動実績】 ・厚生労働省委託事業『高校生就職ガイダンス』講師 ・経済産業省地域新事業創出発展基盤促進事業費補助事業  『コミュニティビジネスマイスター認定講座』講師 ・平成23年度美作地域活力創出事業  『コミュニティビジネス起業力養成講座』講師 ・平成24年度美作夢づくり協働事業  『みまさか就活塾』講師 ・その他各種学校での就職支援セミナー・コミュニケーション能力向上講座講師 など他多数 【役者としての活動】 ・平成12年文部省特選映画【あかね色の空を見たよ】主演 ・平成13年演技塾ジャーム一期生公演【Sting野望】出演 ・平成14年演技塾ジャーム主催【ラストシーンは奴に!】出演 ・平成15年おとなと子どもの絵本をつくる会【白い矢と桜色の矢】声の出演 ・平成15年CinemaFactory自主製作映画【母の日の贈り物】主演 ・平成16年TSC制作ドキュメント【幸せになりたい男たち】ナレーション ・平成17年メルパルク岡山ウエディングPV出演 ・平成25年NHKミニミニ映像大賞入選作品【いい人】主演 平成25年4月から毎月第一・第三土曜日22時よりエフエムつやま(78.0MHz)にて、『就活応援バラエティ!まなかぜ』を放送中!本放送はyoutubeとニコニコ動画でも視聴可能。

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