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履歴書 自己PRの書き方はどうするの?

2016年03月28日10時00分

履歴書や自己PRの書き方の質問は、非常に多くの学生の方からいただきます。
しかし、みなさんが陥りがちなパターンが幾つかあります。
自己PRを書く際に、以下のように書かなければならないと考えていませんか?
①必ず「自慢」を述べなければならない。
②文章で書かなければならない。
下記にこの2パターンについて具体例を挙げながら見ていきましょう。

①必ず「自慢」を述べなければならない。
そもそも自己PRとは、自分を自慢するだけの場ではありません。
自分の「告白」に対して相手に「イエス」と言って貰うためのものです。
「自分はイケメンなので付き合って下さい」というのはおかしいですよね。
ですので、自己PRでは「自分が如何に御社に合っているか」ということを書くのがオススメです。
例えば、営業職を志望しているのであれば、「売り上げという成果が目に見えることにやりがいを感じます」、SE職を志望しているのであれば「コツコツとした作業、勉強が好きです」など、自分の自慢を書くよりも、『志望している会社において感じられそうな「やりがい」が、自分の価値観に如何にあっているか』を書くことがポイントです。

②文章で書かなければならない。
履歴書は枠を長い文章で埋めるものであると思っていませんか?
これは全く違います。履歴書は自分をPRする道具なので、相手に読んでもらえるように工夫しましょう。
せっかく道具があるのに使わないのは非常にもったいないです。
ですので、下記3点を意識して下さい。
・見出しをつける、サブタイトルをつける
・具体的な事例3点ほどを載せる(短い文章で)
・定量的な数字を使う(その際に出来る限り分母をつけるex.100人中2位)

下記は、ある学生の読みやすかった履歴書です。
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どんなハードワークでも耐えられる鉄人です

~4年間5:30起床の早朝バイトと体育会系サークルの両立~

鉄人の3つの証
その1、AM6:30開始の佐川急便の配達アルバイトを4年間続けました。
最高記録は8日連勤。年末は24時間連続勤務を経験。
その2、体育会系サークルで1日8時間週3日硬式テニスの練習に打ち込む。
その3、サークルの飲み会が週6で開催される中、参加回数200人中第3位
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このようにポイントを抑えるだけでも、かなり伝わります。

自己PRや履歴書は自分を伝えるための道具ですので、ぜひ工夫して他の人よりも企業に伝わるものを書く意識をして書いて下さい。

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