辺鄙な場所にある会社でも応募者を増やせる2つの方法
高田 晃一2019年11月08日12時00分
先ほどまで、秩父市にいました。
秩父市にある工場も併設されているメーカーで新卒採用のコンサルティングをしてきました。
ここでの話題は「どうやってウチまで来社していただけるのか?」ということです。
秩父市にあるこの会社は、のどかな秩父鉄道の某駅より、タクシーで30分もかかる非常に辺鄙な場所にあります。
多くの学生は、「面接でわざわざここまで来なくてはいけない」という心理が働き、受験することを敬遠するのです。
場所は辺鄙ですが、製品は世界最先端なのです。
ここがもったいない。
こんな辺鄙な場所にある会社の応募者を増やすための方法はあるのか?
2つあります。
ひとつめは、いっそのこと遠い場所にある学校を狙う、ということです。
こういった事例があります。
佐倉市で同じような境遇のメーカーがあります。
この会社も最寄り駅よりタクシーで30分くらいかかる場所にあります。
この会社は関東圏のある大学からの採用を止めて、室蘭工業大学とか徳島大学といった、敢えて遠い場所にある大学の学生を意識して採用しています。
理由は簡単です。
室蘭工業大学の場合、室蘭市から遠出をするとき、東京都内も佐倉市も心理的にほとんど変わらないためです。
東京都内から佐倉市に行くような心理的なブロックがほとんどないため、受験していただけやすい、ということがあります。
といった感じで秩父市の会社にも、九州工業大学とか狙ってみるのも良いよ、というはなしをしました。
ふたつ目は、会社に訪問する機会をできるだけ減らす、ということです。
就活生は「面接のたびに何時間もかけていかなくてはならないのか」と思います。
これがまずいのです。
最寄り駅よりタクシーで30分くらいかかる会社に訪問する機会を、できれば最終面接の1回のみすることです。
最終面接に至るまでの会社説明会や面接は、WEB配信技術を利用して、できるだけ移動の手間を省く仕組みを作ればOKです。
特に面接では、株式会社タレントアンドアセスメント「SHaiN」といった遠隔で面接ができる質の高いサービスがあります。
株式会社タレントアンドアセスメント「SHaiN」
(「https://www.taleasse.co.jp/shain/」参照)
これらのサービスを使うことによって、就活生にとっては、わざわざ移動しなくてはならない、という面倒をなくすことができます。
さらに会社にとっては、面接についての工数やコストを大幅に削減できる、という両面からの良いところがあります。
こういったサービスを導入してみると良いよ、という話しも秩父市の会社にしました。
以上のように、遠い場所にある会社でも、方法次第で応募者を増やす方法があるよ、ということを述べさせていただきました。
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