しくじらないための就活

オンライン面接で初めてわかる企業の本性

高田 晃一2021年03月09日08時00分

本日の読売新聞17・18面より。

同業の超大物、ハナマルの上田晶美さんがオンライン面接について解説されています。

ちなみに上田さんは、私のこと知っていますよ。

記事は、オンライン面接の基本的なことを、ひとつひとつ確認するような感じで丁寧に解説されているのが良いです。

ここでの私の注目は上の画像です。

オンライン面接になったことにより、就活生は会社という「アウェイ」の場所に出向く必要はなくなり、自身にとって「ホーム」の場所で面接を受けることができるようになりました。

そうしますと、就活生本人は過度に緊張せず、落ち着いて面接を受けることができます。

これにより面接官からの言葉がスンナリと耳に入ってきます。

よって「この面接官、倫理的にまずい質問をしている」と気付くケースがものすごく増えているのが、2021年就活からの特徴ですね。

厚生労働省も「面接でこの質問をしてはいけません」とリストを掲げているのですが、罰則規定がないため、多くの企業は遵守しているわけがありません。

よって、上の画像のような倫理的にまずい質問を振ってくる企業が絶えないのです。

しかし就活生にとっては、ここからナビサイトでは記載されていない非常に有益な情報を得ることができます。

何か?

面接で倫理的にまずい質問を振ってくる、ということは社内でも、倫理的にまずい質問を振ってくることが許容される社風の会社であることが判明するためです。

日本企業は総じて、面接で振る質問を全く練っていません。

よって、社内で部下や同僚に命令をするのと同じ感覚で面接で質問を振ってきます。

ここがポイント。

就活生であるあなたがその会社に入社したとしたら、面接で振られた質問と同じ内容や口調で仕事が命ぜられるのです。

それがあなたにとってOKでしょうか?ということをあなたも面接でしっかり判断しましょう。

ここは重要なポイントだよ!

面接は企業があなたを判断する場でありますが、就活生であるあなたも「私が入社するに相応しい会社なのか?」を判断する場でもあります。

これは絶対に忘れてはいけない。

ポコポコ落ちまくる就活生はここのところを見落として、「どうしても私を入れてくれ!」と卑屈になってしまい、自滅するのです。

よって、「私が入社するに相応しい会社なのか?」と面接官に対して試す態度、つまりは対等な立場で面接に臨むことが非常に重要ですよ。

そういった話しを2022年卒就活生に対して、先週から多く話しているよ!
 
 
 
 
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