しくじらないための就活

面接は初めの7秒で合否が決まっちゃうよ!

高田 晃一2019年06月11日07時30分

心理学的に、人間の本能として、初対面の人をどのような印象を与えるのかは、最初のほんの7秒もあれば決まってしまうと言われています。

「誠実な人」「明るい人」「元気な人」「まじめな人」「暗い人」「やる気の無い人」「つまらなそうな人」など、こういった印象は7秒程度で決まってしまいます。

私も面接官をして生きている経験から、「そのとおりだな」と思ってしまうところがあります。

1ヶ月以上の長い時間があれば、後から第一印象を覆すことはできます。

しかし、面接は10~30分程度のものです。第一印象を覆すほどの十分な時間はありません。

したがって面接において、第一印象を良いものにするか、悪いものにするかによって、面接の合否が大きく変わってしまいます。

第一印象が良いと、面接官側は「この人は良さそうな人だ!」と、前向きな態度になり、あなたに大きく関心を持ってもらえます。

面接の場を、自分をアピールス最大のチャンスとして活かすことができるのです。

しかし、第一印象が宜しくないと、面接官側は「初めから印象は良くないなぁ」と思われます。

あなたに関心を持ってもらえないのです。

面接の場をチャンスとして活かしきれないのです。

たったこれだけのことなのですが、この7秒で有利か不利かで大きく振り分けられます。

それでは、第一印象を良くするためには、どこをどうすれば良いのでしょうか?

それは面接会場に入場するときです。

面接の会場において、あなたの名前が呼ばれます。
「はい」と応えて、会場の扉が閉まっていれば、開ける前にノックをします。

「どうぞ」と言われ、扉を開けて、「失礼します」と会釈します。

部屋に入って扉を閉めて、自分の名前を名乗ってお辞儀します。

椅子の真横まで歩き、面接官の方が「どうぞお座りください」と言われて、

「失礼します」と応えて、椅子に座る。

この一連の流れを笑顔で滞りなくできるでしょうか?

これができれば、第一印象はOKです。

弊社で面接の個別コンサルを行うときはいつも、この入場の練習を30分くらいかけて行います。

この練習によって就活生は自信がついて、実際に内定を獲得しています。

いくら理論を固めたり、言語で後付けをしたりしても、人間の本能は逆らうことがなかなかできない現実があります。

人間の本能を上手に活用する、つまりは第一印象を良くして、ポジティブに面接に臨みましょう。




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