動画を使った就活で企業は何を見ているのか?
高田 晃一2019年07月02日08時00分
6月26日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」より。
動画を使った採用手法が流行し始めている、という内容です。
たしかに3年くらい前から動画を使った採用手法が出てきましたね。
60秒くらいで自己PRを話している姿を動画で撮影し、企業に提出するというやり方です。
これを行うことによって、企業にとってどんな良いことがあるのでしょうか?
その最たるモノは、1次面接の省略です。
大体の場合、就活生はエントリーシート選考やSPI選考を通過して面接に臨むわけです。
これを企業から見ますと、1次面接の時点でその就活生に初めて会う、ということになります。
よって、1次面接の時点でどんな容姿の人なのかが全く分からない。
だから、より多くの就活生に会っているのです。
これを動画に代えることにより、わざわざリアルで会わなくても容姿が簡単にわかります。
動画を見て判断をすれば良いので、これほどの省力化はありません。
よって、就活生を厳選することができ、自社に呼ぶ就活生の数を大幅に減らせます。
これにより、面接にかける時間を減らして、その分を別の業務に充てられるのです。
それでこれを踏まえて、就活生である皆様は、どのような対策をすれば良いのでしょうか?
まずは、容姿です。
企業は動画に映っているあなたを見まして「この人はお客様の前に出してもOKな人か」ということを見ています。
社会人として最低限の容姿ができているでしょうか?
お客様の前に出してもOKな容姿ができているでしょうか?
ここのところの具体策はたくさんありすぎるためにここで書くのは省略します。
あなたの通う学校のキャリアセンターの職員の方に手取り足取り教えてもらってください。
ここで書けるポイントは、全力で背筋を伸ばし、胸を張って、笑顔で大きな声で話すことです。
次は話す内容です。
まずは何文字で話すのか、ということです。
全国放送のアナウンサーは60秒で330字話します。
原稿用紙1枚よりも短いのです。
よって、60秒でしたら330字、30秒でしたら165文字の台本を予め作っておきましょう。
その台本を元に話す練習をして、60秒でしっかり330字言い切ることができる早さで話せるようにしましょう。
330字を60秒よりも早い時間で話しきったら、あなたは早口です。
もっとゆっくり話しましょう。
さらには330字の内容が理路整然としているでしょうか?
ここのところも企業は意識的に見ています。
以上のポイントを徹底的に意識して実践すれば、動画を使った採用手法を攻略することができますよ。
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