リクナビやマイナビだけに依存した就活は、まずいよ!
高田 晃一2019年08月27日08時00分
2019年8月23日付けの日本経済新聞13面より。
島津製作所やブリヂストンなどの製造業10社が合同で、新卒採用の採用サイトを作り、合同企業説明会を開催するそうです。
これはリクナビやマイナビといった大規模すぎるナビサイトや合同企業説明会による採用手法が、限界にきたことの現れです。
私は仕事柄、全国の合同企業説明会を見てきています。
ここでよくわかるのは、リクナビやマイナビが主催といった大規模な合同企業説明会ほど、就活生の入りの少なさが半端ないです。
むしろ地元の道府県の就活支援会社が主催する合同企業説明会の方が、就活生の入りが多いのです。
なぜか?
簡単です。
地元の学生のニーズを細かく知っており、これに対応できる合同企業説明会の作りになっているのです。
リクナビやマイナビは所詮、広告代理店です。
よって、お金さえ払っていただければ、どんな会社でも出店できます。
反社会的勢力のフロント企業やブラック企業でもOKなのです。
よって実際に某県で見たマイナビの合説では、出展企業の過半数が、就活支援業界では有名なブラック企業が並んでいました。
これはビックリしたなぁ。
しかし、地元の道府県の就活支援会社は、そういうところがわかっています。
自社が開催する合同企業説明会に出展する基準があり、それに適った企業でないと合同企業説明会に出展できないのです。
よって、地元の道府県の就活支援会社がリクナビやマイナビに動員数で勝つ、ということが起きているのです。
合同企業説明会だけではなく、ナビサイトでも該当します。
記事にある10社は、大規模なナビサイトだと大多数に埋もれてしまい、就活生から見つけられづらい企業です。
よって、ナビサイトを運営する会社に1000万円以上払っても、自社の採用基準に適う学生からの応募が来ない。
コストパフォーマンスが悪い。
よって、同業者が集まり、お金を出し合って、独自の採用サイトを作る、ということです。
ブライダル業界に特化したウェディングエミィや出版業界に特化した出版ドットコムは、大規模ナビサイトよりも早い情報発信をしているため、その業界を志望している方にとっては、必見のWEBサイトです。
こういった類いのWEBサイトがこれからたくさん登場します。
よって、就活生の皆様は、リクナビやマイナビだけには頼らず、地元の道府県に特化したナビサイトや業界ごとのナビサイトをチェックしましょう。
チェックすることによって、大規模ナビサイトに依存しない、1歩先を行く就職活動が実現しますよ。
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