しくじらないための就活

有名大手企業から内定する学生は大体こういった性格をしているよ

高田 晃一2019年10月29日09時00分

今月は20社くらいの有名大手企業の採用担当者と話す機会がありました。

それぞれの会社についての採用戦略や戦術について、良いお話しを聴くことができました。

ここで聴いた話しを私が登壇する弊社の就活講座にて、どんどんお伝えしていきます。

今回の記事は話しを聴いた内容から、有名大手企業の採用戦略についてです。

各社それぞれ、入社後に高い成果を出せる学生の性格は、企業側も経験則的にわかっています。

この性格に合った学生だけを抽出するためにエントリーシートや面接で見極めています。

見極めた結果、適合する学生だけに内定を与えています。

さて、その入社後に高い成果を出せる学生の性格、つまりは企業に見極められて内定を与えられる学生はどんな性格をしているのでしょうか?

今回はこの性格について言及します。

どのような仕事であれほとんどの仕事がチームで仕事をすることが前提となります。

将来的に独立や起業する場合でも、外部の会社とチームを組むことが多くなるわけでして、その場合もチームワークは必須といえます。

社員個々人の強みをチームワークにより有効に機能させることで、組織全体の創造力や問題解決力を高める。

多くの企業の狙いはここにあります。

したがって、新卒選考の場で企業は下のとおり、

・チームの一員として働くことができるか?
・チームに良い影響を与える人物か?
・逆に、チームにネガティブな影響を与えない人物か?

こういった要領でチームワークの観点から学生の「人間性」を評価します。

面接ではこの「人間性」をじっくりとみている企業が多いですね。

素直、誠実、明るい、元気、前向き・・・

会社組織や上司に都合のいい若手像といえなくもないですが、きちんと実績をあげる社会人ほど、これら全てをある程度満たしています。

特に共通にみられるのが「素直、誠実、前向き」という性格です。

右肩あがりの経済成長を終え日本はGDPが数パーセント程度の低成長時代に入りました。

売上や利益をあげることが難しい時代になったともいえます。

こうした環境では物事がうまくいかない理由を「他責」(自分以外の他者の責任)にすることで自分を正当化させようとする意識が働きがちです。

得意先やお客様のせい、上司のせい、他部署のせい、会社の社長のせい 、経済不況のせい・・・

そして最後は「仕方がない」という決めの言葉。

できなかった理由を他責にして居酒屋で愚痴をこぼす社員が過半数以上というのが、多くの会社の現実です。

しかし、うまくいかなかった理由を「誰かの責任」としてかたづけても状況は全く変わりません。

成果をあげるために大切なことは状況を自分の責任と捉える素直さや誠実さ。

状況に対して打開策を考えようとする前向きさ、などです。

こうした姿勢がないと成果をあげることが難しい時代なのです。

優秀とされる社会人、後輩からも上司からも頼りにされる社会人が必ず備えているのが、この素直・誠実・前向きという資質です。

性格的な部分であります。

これは学生の皆様も日々のトレーニングによって、こうした意識や姿勢を定着させることは十分可能です。

例えば、企業からのメールの返信は圧倒的に早くする(どんなに遅くても8時間以内)。

例えば、「できる」「できない」といった意思表示をはっきりして、できないときは代案を提示する。

例えば、会社説明会や面接などで企業の方と対話をするときは、語尾まではっきりと大きな声で話す。

以上、3つの例を挙げました。

これらを意識して実践することにより、有名大手企業から内定を獲得できる確率が圧倒的に高まりますし、社会人として圧倒的な成果を出せる人材になりますよ。
 
 
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