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拓殖大学工学部2017年卒　安田恭平さん
（インタビュワー　合説どっとこむ編集長　兵頭秀一）

安田さんは「面接力養成就活講座」「エントリーシート作成講座」「企業研究」の３つの講座に参加。IT業界で複数の内定を獲得。就活を無事成功させました。２０１６年３月の講座に参加いただいてから５カ月が経過した９月、就活成功の報告を兼ねて合説どっとこむ編集部に遊びに来てくれました。

兵頭：就活成功おめでとうございます。今年も数千人の学生の方に参加いただきましたが安田さんはとても熱心に受講していただき印象に残っています。反応がいいので教壇からみてもひと際輝いていました（笑）。特に印象に残っているのはどの講座のどの内容でしたか？

安田：面接力養成就活講座の「面接対策の森と木」の話がとても印象に残っています。私が考えていた面接対策は想定問答やプレゼンテーション技法など、テクニカルな面に重点を置いていました。しかしそれらの技術的な対策は木の１本１本に過ぎず、美しい森を作るのはあなた自身の志であると。木は少しくらい折れていても美しい森はできるのだと。

兵頭：そうですね。未来を問われる新卒就職では自身の志を明確にした上でその企業と同志であることを訴求することが重要になります。それらの「志」が明確にならないままテクニックに走っても結果にはつながらないのです。

安田：そもそも私の面接対策の努力の方向が間違っていたわけです。だからこの講座に参加していなかったら面接を通過できなかったと思っています。

兵頭：いえいえ、お役に立てていれば幸いです。エントリーシート作成講座については何が印象に残っていますか？

安田：エントリーシート作成講座では「エントリーシートでやってはいけないこと」が明確に断言されていました。講師の方の豊富な情報と経験値に基づく力強いアドバイスがとても印象に残っています。エントリーシート対策においてのあるべき努力方向も私たち就活生にとっては大変わかりにくく悩ましいものでした。だからこの講座は大変助かりました。

兵頭：企業研究セミナーはいかがでしたか？このセミナーは当社の講座の中で参加者数ランクは３位なんですが私も含め社会人である当社社員のおすすめ度は１位なんです。「学生時代にこの知識が欲しかった」と皆言います（笑）。

安田：ブラック企業の見分け方のお話がとても印象に残っています。こんなにわかりやすい見分け方があるとは思っていませんでした。また就活の企業研究における分析の着眼点はどこにあるのか、その答えも明確で自分の想像をはるかに超えたものでした。

兵頭：「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」。かの二宮尊徳さんが残した言葉に企業評価のポイントが集約されています。企業研究のポイントとは意外にシンプルなのですね。では企業の「道徳」は何をもって評価するのか、一方の「経済」は何をもって評価するのかということですね。

安田：はい。企業研究セミナーで学んだことは就活の役にも立つのですが、それ以上にこれからのビジネスマン人生の成功に向けての貴重な知識を得ることができました。

兵頭：ありがとうございます。そうですね。ひとまず就職活動は成功されましたが本当の闘いは就職後にあります。今後の益々のご活躍を期待しています。